この夏半年間、サポートしてた「花のように」の
活動休止前ラストステージを、下北沢Mosaic にて、観てきました。
なんていうか、オリジナル・メンバー、であることの底力みたいなものを感じました。
もう、演奏がいいかどうか、とか、本当に関係ないのね。
こうなってしまうと、そういう尺度で測れない。
なにしろ、その音楽を生み出した人たちだから、理解度が全然ちがう。
完全に自分のものにしてるから、リアルタイムで、自由に進化させることができる。
今日のライブみて、改めて、オリジネイターでない立場で音楽やるってことの
微妙さみたいのを考えてしまった。
今の、流れ流れて、NOMADになってるバイオリン生活について。
(全ての現場がそうだ、ってわけではありませんが、最近多かったから)
また、思えば、自分自身のバンドでも、オリジナル・メンバーを2人、欠いてるんです。
永遠に欠けてるメンバーと、今しばらく、でもけっこう長く欠ける事情があるメンバーと。
その欠落と、そういえばずっと戦って来てるんだよな…とも思った。
いろんな工夫をして、いろんな人に出会って、ここまでバンドは続いてきたけど
欠けてしまったピースの分、いつもワタシの中に、空洞を抱えてしまう。
だからといって、サポート仕事やらない!とかではないのです。
(むしろ、バイオリンの現場をくださいー。)
自分のバンドにもサポート入れたくない!とかではもちろんないんです。
ただ、自分自身の取り組み方を、いったん棚卸しして、
やり方を変えていこうと、密かに決意した次第です。
棚卸し後のワタシは、ぜったいひと味違ってる予感がします。
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舞台上のメンバーは、いろいろ思いもあっただろうと思います。
ワタシは、この夏のことを少し思い出したりもしましたが、でもほんの少しで…
大半の時間を、普通にお客になって過ごせてしまいました。
だってワタシは、サポートである前に、花のように、の、ファンだからね。
ガクさんは、「花のように、は、旅に出ます」って言ってました。
行ってらっしゃい。よい旅を、よい夢を。
帰ってくるのを待ってるよ。
旅先からのたよりを、まってるよ。
2007年12月15日土曜日
オリジナル・メンバー
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