2008年12月30日火曜日

一難去ってまた一難

先日、お陰様で、無事、ガレフィルの公演が終わりました。

仕事が予想の100倍くらい忙しくなって(誇張ではなく数値ベースで。
だって100倍注文来たわけだから)更に、実はこの秋くらいから
結構、深刻に肩を怪我していて、整体に加えて鍼灸使ってやっと弾いて。
当日もいろいろ問題発生で、本当に大変だったけど、
なんとかやり遂げる事が出来ました。

これも、全て、委員長はじめ、運営のみなさんと
来て下さったお客さまのお陰です。心からありがとう。
ワタシはなんにも出来なかったね。

その会場で、2008年6月の、ガレ団本体の公演DVDを貰ったので、
仕事納めの今日、ようやく見ました。

すごく面白かった。この一言に尽きる。
あたし、自分が乗ってる舞台でオモシロイと思ったの初めてだ。
今まで、芝居も含め、もう数えられないくらいの舞台に乗ったけど。

んで、ソリストの構成がけっこうそのままスライドで、
また来年の6月に、本体の公演があるんです。

演目は「ファウスト」

がち悲劇ですよ。どうしよう、笑い取るところないよ多分。←そこかぃ

グランオペラなので、もう急ピッチで準備は進んでいて、
実は、昨日、歌だけの通し練習があったのです。

でね、そこで、ソリストの方が、さらに腕を上げられてる気がして、
すごいなと思いました。時間の分だけ、しっかり進んでる。
シンプルなようでいて、なかなか出来ることじゃない。

芸能なんて、ほっときゃ、ずっと足踏みして一生終わる。
だって、歌ってるだけで楽しいからね。進歩なんかしなくても。

同時に、エレーヌ等と比べて、ファウストの難解さ?困難さ?
なんていうのか、表現しにくさみたいのを感じました。
格段に、今度の公演は大変です。曲が多い、ってこと以上に。

いままで、ガレ団の公演は、時代背景を把握しつつ、現代的な感覚で
ワタシは取り組んできたけど、ファウストでもそれでいいのかな?
もっと真剣に「クラシックっぽく」しないとだめかな…?
そんなこと、一度クラシックを捨てたワタシに出来るかな…。

そんな事をじっくり考える正月休みにしたいと思います。

一年の計は元旦になし。今年も来年も意味はなし。
ただ、旧年中のみなさまに感謝いたします。
来年も、よろしくお願い申し上げます。


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●ガレリア座 オペラ公演「ファウスト」は
 6月21日 新宿文化ホールです。
 既に歌は凄いことになっているから、ゼヒ見に来てね!

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