先日の、給食と加工品についての日記ですが、その後もいろいろ報道が出てきましたので、続報です。
無事実習も終わりまして、今週から学校へ戻っております。
がっこへ帰ってから、実習中に覚えたことをまとめたり、
忘れていたことを調べなおしたりで、大忙しになっております。
>ところでこのニュース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008020400827
…驚いた。中国製品使ってるところがあるよ。
おかしい…そんなはずないのに… と調べてきました。
「食育基本法」っていう法律がありまして、それをもとに
学校給食は組み立てられておりますが、その法には、附則ではありますが
○加工食品はできるだけ使わないこと
○地産地消で食材を調達すること
と明記されています。
が、肝心の「加工食品とは」「地産地消とは」の定義がない。
附則だけに。
このへんの不備をついて、加工食品使ってるところがあると見ました。
学校給食が、厚生省管轄ではなくて、文部省管轄であることが、
一般の飲食店経営と、給食運営とを区別する、おおきな別れ道。
一般飲食店や弁当店は、管轄は厚生省、出先機関は「保健所」です。
保健所ってのは、何かなきゃ一度もいかないような、言わばお役所。
文科省の出先機関は、学校そのもの。責任者は各校に常駐する栄養士の先生です。
給食調理室のすぐ隣に常にいて、立ち入りしてくる存在。
栄養士の先生を束ねているのが、各都道府県教育委員会なわけですが、
たとえば、食育にあまり熱心でない県教委とか、栄養士の先生とかが
管轄している給食調理施設では、コスト優先が行き過ぎて、
加工品とか使ってる可能性があるってことかも。
そう思ってニュース見直してみたら、やっぱり千葉と愛知だよw
管理教育優先で、コドモがきゅうくつな思いしてる所だ。
私は、そのどちらにも住んでたことがあるから、その窮屈さはよく知ってる。
…ほんと、子供の未来は大人次第。
ちなみに、中野区は、食育基本法をもとに、給食の基本方針を出してまして、
そこには、加工品や地産地消の定義もばっちり入ってて、
がちがちにカッコイイ管理体制になっていますw
こんだけキメてたら、絶対使えないw
この、中野区の管理体制を作った人が、実は、訓練校に来てくれている。
原田先生というんですが、きょーれつな、おばちゃん(失礼)先生。
しかし、作るメニューはどれも天才的に美味(しかもコスト低)、
調理手順も斬新なものばかり、と。
只者ではないと思ったけど、こんなとこまでがっちりシメてたのか、と
やっぱり凄いな…と恐れ入った次第です。
食べ物にかかわるなら、こうやって後に役にたてるように
知恵を出していきたいもんだ… 気持ちを新たにしております。
ま、そんなことより、寒天の濃度を間違えないようになる、とか
そういう所から、あたしゃマダマダだけどね(ため息
2008年2月5日火曜日
続報:中国食品と給食
2008年2月2日土曜日
小学校実習と中国食品問題
この一週間、中野区のある小学校へ、給食調理実習へ行ってきました(・∀・)。
出食数390、12クラス。8時から切菜、9時調理開始→11時半提供。これを毎日、6人で作ってます。
厨房の機器全てがプロ仕様、給湯器から出るお湯も、キッパリ熱湯w
注意してたけど、すぐそばから冷水も出てるので(構造に問題が)、冷水と間違えて、手に熱湯をかけてしまい、大やけどしました。
特効薬のおかげで、一晩熱にうなされただけで、ほぼ完治しましたが。
ちなみに、火傷の特効薬は「トフメル」ですぜ。三宝製薬。
もんのすごくよく効きます。一家に一缶。おすすめ。
子どもらは本当に給食が大好きで、どのクラスへ行っても、
みんな完食!「学校の野菜大好き」「手作りゼリーが好き」
「バジルパンまた焼いてほしい」など口々に給食愛を伝えてくる。
半人前でありながら、子ども達から見たら「給食の先生」であるワタシは
どのクラスへ行っても、あったかい子どもらの声に迎えられて、
本当に感動しました。
この感動を味わうために、この3ヶ月、つらい修行に耐えたのかもしれない。
ところでね。今週大騒ぎになった「中国食品問題」ですが、
小学校給食の現状について、情報をまとめますと。
○小学校では、基本的に冷凍食品は使いません。
冷凍庫すらない。餃子にするなら、390食手作りです(こつがあるのだ)。
○素材は95%くらいが国産。ごく一部のフルーツと特殊素材くらいしか
輸入品の利用は許可されてません。
○加工済み野菜は使用禁止。ゼリーやプリンなどデザートも全部手作りです。
みじん切りだって角切りだって何だって、全部手包丁で、毎日切ってます。
パンも、自分とこで焼いてます。うどんは流石に買いますが。
これら食材の管理基準は、実は文科省で決めてます(厚生省でない事に注意)。
だから現場で勝手に判断して、安い食材や加工品を使うってことは出来ない。
今回の問題でも、文科省の対応、すんげー早かった。
メジャーなニュースが出たのが水曜夜だったと思うけど、
木曜昼には全校児童に、上記のような内容のプリントを配って、
地域や親に伝わるよう手配してました。
厳しいコストと時間をクリアしながら、毎日出汁から手作りしてます。
だしのもと、なんて使わないぞ。かつお、こんぶ、とりがら、豚骨、牛骨。
塩だって伯方の塩。砂糖はてんさい糖。
あ、あとね、食器洗剤も合成は使ってない。石けん由来の洗剤で洗ってます。
これが手に優しい上によく汚れが落ちて、泡切れも早いのだ。
学校のも、コレにしてくれないかな…というくらい。
(学校のは、椰子の実洗剤ですが、あまり落ちない上に手荒れする)
洗ったあと4度すすいでる上に煮沸もしてるから、
洗剤が食器に残留してしまうことはないと思うけど、
万一残留しても、毒性の低い洗剤で洗ってるわけです。
食の事件がニュースになることが多い昨今だけど、
幸いなことに、現場に出てるから、最新情報に触れることができる。
これから、なんの調理の仕事につくか、じっくり考えなきゃですが、
食べ物の問題に接していられるようなところで働きたいなあと考えております。
写真は大やけどしたワタシの手、それから特効薬トフメルと、傷当てガーゼ。
火傷したところにトフメルを厚く塗って、その上からガーゼでカバーします。
強度の火傷でひりひり、ちくちく痛かったとしても、塗ったそばからもう痛くない(・∀・) 調理人必携の特効薬です。
2008年1月23日水曜日
2008年1月13日日曜日
2008年1月12日土曜日
2008年1月2日水曜日
メガスター@千葉現代労働科学館
今日、明日、品川プリンスにて、メガスター上映中。
大平さんの生解説と、大平さん録音解説と、2パターンあるらしいです。
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…ってことで、年末に、メガスター見にいってきました。
千葉の、本八幡まで(遠かった)
28日には、一人ぼっちで行き(またかよ)
最終日の30日には、けろたんと行きました(二回も行ったのかよ)
だって30日は、大平さん生解説だったので!
投影については別途述べるとして…今回のワタシのお目当ては別にあり。
なんと、今まで、大平さんが作ってきたプラネタリウムの実機が!
展示されているというではありませんか! 
厚紙に針で穴をあけたピンホール式
リスフィルムを導入した2号機。 
そして、伝説の「個人初・レンズ式プラネタリウム」3号機。
これを作り上げた時点で、一介の、工学部学生。院生ですらない。
恐ろしい才能です。
プラネタリウムとしての機能が充実していくと同時に、
外装、電装もちゃくちゃくと整備されていく所に注目。
最初はラワン板と厚紙だったのが、3号機では板金を使っています。
もちろん自身で溶接されたそうです。
大平さん、そしてメガスターの、ワタシが興味を抱いている核心は、
それが総合技術の集大成である、という部分なんです。
天文学だけでなく、工学、電子力学、舞台芸術…
プラネタリウムを軸として、全てのものを結集して、個人で作ってる。
メガスターというモンスターマシンは、天文教育の素材というより、
むしろ工学分野での教材として最適なのではないか、と
ワタシ自身は感じているわけです。
大平さんの日記によると、恒星数800万!の構想で進められていた、
スーパーメガスターは、開発を断念し、このあとは
デジタル化の開発に焦点を絞るとのこと。
恒星原版は出来てたらしい(すごーい)でも開発断念。
おそらく、電装の問題があったのではないか…と予測しています。
総合技術開発の権化として、これほどつらい決断は無かっただろうなあ。
これが元で、大平さんが、プラネタリウム開発から手を離して、
前から言ってた、原子核融合とかそういった方向へ邁進しないことを祈る…
なぜなら、その分野はほとんど外部公開されないものばかりで、
「大平貴之」という技術集大成を、ワタシが観ることが出来なくなってしまうから。
…まあ、30日の、大平さん生解説での様子をみる限り、
いきなり舞台裏へ消えちゃうことはないだろう、とも思う。
サービス精神旺盛で、とってもホスピタリティある解説で、
山口智子さん版の数十倍よかったw。
もう、この世界ではかなりの有名人になっちゃってて、
表に出てくるのはアブナイかもしれないのに、
どうしても、お客さんの顔が見たい!反応を自身の目で見たい!そうです。
そういうところも、なんか共感できるw
技術者でもあるけど、根っからタレントさんなんですよ、きっと。
昨年は沢山メガスター観ました。
しんどいときに、何度支えてもらったことか。
今年も、大平さんおっかけて、自分も頑張ろうと思います。







